一般的に「中国語」と言われるのは中国での標準語。
台湾でも中国語が使われますが、漢字や発音が少し違うため「台湾華語」や「台湾式中国語」というように区別して呼ばれます。
他にも、一部の単語の発音や意味、使い方など細かい違いがいくつかあります。
台湾華語とは別に使われている、台湾独自の言語です。
現在台湾で話せる人数は人口の約73%と言われています。
(『臺灣年鑑』の2009年発表より)
実は台湾語の歴史は台湾華語よりも古く、原住民の言語や日本語の影響も受けています。
戦後初期は台湾語で中国語の授業ができたが、数十年の国語政策の結果、現在台湾語を使った授業は少なくなりました。
若者が話せるのも、かろうじて家庭でおじいちゃんおばあちゃん世代が話すのを聞いて覚える程度。
このままで使用者も減り、向こう30年以内の言語消滅も心配されています。
そんな台湾語も、台湾の歴史や文化を深く理解するのに重要!
台湾華語ともまた違った、台湾人とのコミュニケーションツールです。
特に感情や掛け声などの表現の幅も広がります!
どちらも漢字の「読みがな」です。
日本語では読みがなに「ひらがな」が使われるのに対し、
台湾華語では「注音符号(チュウインフーハオ)」と「拼音(ピンイン)」が使われます。
注音符号 … 台湾で使用。台湾独自の文字表記。
拼音 … 中国で使用。アルファベット表記。
当教室では、より正確で自然な発音習得のため、「注音符号」をメインで扱います。
安心してください!
華語の知識はなくても大丈夫です!
もちろん、すでに華語が話せる状態なら台湾語の習得もラクになるでしょう。
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